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建方工法設備


ジャッキアップ垂直回転システム

概要

ジャッキアップ垂直回転システムは、山岳の深い渓谷に橋梁を架設する工法として開発されました。この工法は、鋼桁を橋脚に沿ってジャッキアップして順次縦組立(現場溶接)し、組立完成後、ワイヤーロープにより回転させ架設するものです。

本システムは四国縦貫自動車道の宿毛高架橋にて採用されました。

ジャッキアップ鉛直回転工法(JH松山自動車道宿茂高架橋P1橋桁の回転)

ジャッキアップ鉛直回転工法
ジャッキアップ鉛直回転工法
ジャッキアップ鉛直回転工法

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特長
高橋脚を有する上部架設工に最適です。
機械化施工による省力化、労務費の節減により、工期の短縮とコスト削減を実現します。
高所作業が低減され、安全性の確保が容易になります。
作業スペースは橋脚まわりのみ確保できれば施工可能です。
現場溶接の位置および溶接姿勢が固定されることにより、橋梁の品質の安定が確保できます。

仕様(宿毛高架橋の実績から)
リフトアップ工法手順

リフトアップ工法手順

橋梁ジャッキアップ装置(能力 600t)
橋梁ジャッキアップ装置(能力 600t)

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ジャッキアップおよびジャッキアップスライド
橋桁長さ Max 113m 計11ブロック
総重量 Max 510ton
桁扁心量 Max 3,600mm
桁回転
回転長さ Max 113m
回転総重量 Max 450ton
回転角度 直立 0°〜水平 90°
設備仕様
ジャッキアップ形式 尺取間欠スライド方式
ジャッキアップ能力 最大桁重量 450ton
桁横スライド能力 最大押引 100ton
桁回転能力 最大ワイヤー張力 120ton P1時
装置寸法 幅 14.7m × 高 23.5m × 奥行 5.7m
装置総重量 約 260ton
ジャッキアップ機器 ベアロックシリンダー(150ton × 800mmst)
P1橋:4台、P2橋:8台使用
動力源 油圧ユニットポンプ(30KVA、21MPa)
P1橋:2台、P2橋:4台使用
速度 桁上昇:最大 200mm/分
桁横スライド:最大 240mm/分
桁上昇:最大 1.5°/分
油圧ウインチ:最大 240mm/分
制御システム
ジャッキアップ時
ジャッキアップダウン/ダウン制御 ベアロックシリンダー 変位制御方式
桁横回転制御 ベアロックシリンダー 変位制御方式
桁横押シリンダー 変位制御方式
桁回転時
桁回転制御 油圧8tonウインチ 荷重制御方式
回転ヒンジ ピン荷重監視