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建方工法設備


ジャッキアップ水平回転システム

概要

都市部の高速道路の架設方法としては、通常トラックレーン工法が用いられますが、この工法には下記のような問題点がありました。

  • 上方制限がある場合クレーンブーム高で作業に問題が出る場合がある。
  • クレーン作業時は全て交通規制が必要。
  • 夜間作業が中心で、架設時の高所作業が多い。
  • 夜間作業時にトラッククレーンおよび添接作業の騒音が発生する。

ジャッキアップ水平回転システムは、このような問題を解決する工法に用いるシステムとして開発されました。本装置を用いる工法は、橋脚を予め既設の高速道路に沿った方向で地組立し、ジャッキアップしながら柱を順次挿入・接合して行き、最後の橋脚ブロック接合前に90°回転させて正規の方向に合わせるというものです。

本システムは、阪神高速大阪東大阪線 高井田非常駐車帯の施工に置いて採用されました。


特長
ジャッキアップしながらの施工ですので上方制限のある場所での施工に適しています。
既設高速道路の高架下での作業になりますので、側方制限のある場所(国道上下線に挟まれた狭い場所)でも施工可能です。
既設橋脚の間の場所での作業となりますので、前方制限がある場所でも施工が可能です。
交通規制の回数および時間を削減できます。
梁部を地組立てするため、高所作業および夜間工事を短縮できます。
昼間作業で行える作業が多く、工期が短縮できます。
夜間作業時にクレーンなどの騒音が出ません。

仕様(阪神高速東大阪線の実績から)
システム概要

システム概要

ジャッキ仕様
リフトアップ装置 引力 30ton シリンダー 4本
油圧ユニット 3.7kw(4P)、モーター 1台緒
油圧ユニット流量 低圧 17.5L/分(70kg/cm2
高圧 3.1lL/分(350kg/cm2
システムの基本動作

システムの基本動作

リフトアップ工法手順
リフトアップ工法手順

リフトアップ工法手順 リフトアップ工法手順


リフトアップ前状況
リフトアップ前状況
回転状況
回転状況

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